特色ある教育

本校では、次のような特色ある教育を行っています。

特に(2)体験・探究の重視(3)英語・国際理解教育の推進(4)ICTの活用は、本校の教育の“三つの柱”として、重視しています。

 

(1)「かわさきLEADプロジェクト」の推進  

 学校の基本理念をもとに将来の川崎のリーダーとして、国際的視野に立って活躍できる生徒の育成を目指す取り組みです。LEADとは、「Learn」「Experience」「Action」「Dream」の頭文字をとり、「学び」「体験」「行動」を大切にした教育を通して、生徒一人ひとりの「夢」の実現をサポートするという意味です。

 「かわさきLEADプロジェクト」を通して、次代を切り拓く生徒にとって必要な「学ぶ力」「探究する力」「コミュニケーション力」「実行力」「体力」を育てます。

 

(2)体験・探究の重視

 総合的な学習の時間「LEADタイム」を中心に、正解のないような解決困難な課題に対して、もっている知識や調べて得た情報を基に、自分で考えたり友達と議論したりしながら、「深く考えることの力」「友達と協働して取り組む力」「自分の考えを上手に表現する力」を身につけます。

 実際に見たり聞いたり体験したりすることを大切にしながら取り組んでいきます。

 

(3)英語・国際理解教育の推進

 英語や総合的な学習の時間を活用し、グローバル社会で様々な人と積極的にコミュニケーションをとりながら仕事をしたり、課題を解決したりするための道具として必要な英語力を身につけます。異なる国や地域の文化や歴史を理解し、人権尊重教育の理念の下、相手の文化的・社会的背景を踏まえたうえで、上手にコミュニケーションをとる力を身につけます。

 英語については、インプットのみならずアウトプットを重視し、English CampやEnglish Challengeなどの取り組みを通して、英語の活用力を高めます。

 

(4)ICTの活用

 各教室には電子黒板機能付きプロジェクターが設置されており、校舎内は無線LAN環境が整えられています。これらの機器を有効に活用し、わかりやすい授業を進めていきます。また、一人一台のPCを使う中で、情報を適切かつ的確に処理できる力や課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力を養います。

 

(5)e-ラーニングの活用

 朝と放課後に15分間ずつ時間を設定し、PCを活用したe-ラーニングを行っています。5教科を中心に、基礎学力の向上を目的として行っています。英検対策も行っています。

 

(6)教科センター方式の採用

 学習の空間と生活の空間をすみ分ける教科教室型を行っています。生徒は授業のある教科の教室へ移動して学習します。場所への移動や時間の管理など、自ら考えて行動できる自律した生活態度を養うことも目指しています。

 なお、本校では、中学3年生から教科教室型を行います。

 

(7)豊かな人間関係の構築

 6年間共に学び合う人間関係の基礎をつくるため、特別活動を重視しています。川崎市として行っている「かわさき共生*共育プログラム」を計画的に実施し、生徒のよりよい関係づくりに生かしています。